【在留資格】在留資格更新の手数料が大幅値上げされる？

大阪の行政書士事務所で勤務していますℳです。

政府は、来年度中に主要国の水準等を考慮して、査証や入国在留関係手数料の設定・見直しを検討しているという情報があります。

在留期間更新（変更）申請許可の手数料

現在の在留期間更新（変更）申請許可の手数料は窓口申請の場合、６,０００円で

オンライン申請の場合は５,５００円です。

２０２５年４月より４,０００円から上記に改定されています。

検討されている大幅値上げ後の水準の想定は３万円〜４万円前後と現在の５倍以上の想定です。

永住許可の手数料

現在の永住許可の手数料は窓口申請で、１０,０００円です。

永住許可申請の場合オンライン申請はありません。

２０２５年４月より８,０００円から上記に改定されています。

検討されている大幅値上げ後の水準の想定は１０万円前後と現在１０倍の想定です。

主要国と日本の手数料

今回の引き上げは、欧米諸国のビザ手数料水準を参考に、大幅な引き上げを行う方針が政府内で検討されていることによるものです。

日本の在留資格更新手数料は、現在および改定後の水準を比較すると、欧米諸国の主要なビザ更新費用に比べて、現状は安価ですが、検討されている大幅値上げ後は同水準かそれ以上になる可能性があります。

まとめ

この大幅な値上げの具体的な金額（3〜4万円、10万円）は、現時点では政府が検討している案であり、正式に決定したものではありません、今後の法改正の動向に注目する必要があります。